一番下の妹が、まだ幼稚園にも上がっていない頃の話です。

子どもの初電話応対エピソード

子どもの初電話応対エピソード

一番下の妹が、まだ幼稚園にも上がっていない頃の話です

一番下の妹が、まだ幼稚園にも上がっていない頃の話です。

その日は、親が留守をしていて、子供たちだけで留守番をしていました。
テレビを見ていた時のこと、電話が鳴って一番下の妹が電話に出ました。
その時「ええ!」と思いました。
その妹が電話に出た姿を初めて見たからです。
すぐに受話器を取り上げようとも思いましたが、学習できる機会を取り上げるのも良くないと、当時小学生だった私は思いました。

電話の相手は、近所のちょっと変わり者のおじさんからでした。
妹は「だめです!」と一言だけ言って、電話を切ったのですが、何のことやらさっぱりです。
妹に尋ねると「イチジク欲しいって言ってた」と。はて?イチジクって、庭に生っているイチジクかな、と。狭い庭を、更に狭くするイチジクの木に、わずかに生っているイチジクの実を、近所のおじさんは欲しかったようです。

もちろん、その話を帰ってきた親に話したら、親は大爆笑。大の大人が幼児にけんもほろろに断られる姿が滑稽だったのでしょう。私などは「スーパーで買ってくればいいのに」と思いましたが、親は後程、近所のおじさんにお裾分けしたようです。